どうしてスパムメールやフィッシングメールといった迷惑メールが送られてくるの?
そもそもなぜ迷惑メールが届くのか?
迷惑メールが届く原因は主に2つあります。1つ目にメールアドレスが勝手に流出している場合です。無料サービスへの新規登録により第3者へアドレスが流出する可能性があります。利用規約や登録するサービスが信頼できるものなのかしっかり判断する必要があります。もう1つの要因としてスパムメールやフィッシングメールを送ってくる送信者がメールアドレスを送信者自身で生成している可能性があります。メールアドレスの文字を多く組み合わせて大量にアドレスを生成し、一斉に送ることで存在しないアドレスはエラーが返ってきます。エラーのアドレスをリストから省き精度を上げていくことで多くの方に迷惑メールを送るリストを作成することが可能です。この2つの原因はスパムメール、フィッシングメールともに利用される手口です。
なぜスパムメールの被害に遭う人がいるか?
スパムメールはフィッシングメールと違い、ウイルスに感染させようとメールの添付資料に不正なウイルスを仕込みます。そのため文面も凝っており、会社組織の上司になりすました文面で送られてくるケースなどもあります。差出人が上司であるなら早く対応をしなければ、という感情から添付資料を開いてしまいウイルスに感染するケースです。フィッシングメールは有名な企業になりすましているケースが多く、偽サイトへ誘導するためのURLが文面にあるケースが多いので、クリックしないように注意しましょう。
会社のパソコンにスパムメールが届いたら…
会社組織で利用されるパソコンに届いたスパムメールを開封してしまいウイルスに感染してしまうと、同じネットワークにつながるパソコンにもウイルスが感染してしまう可能性があります。はじめに被害に遭ったパソコンから勝手にメールが送信され、不正なウイルスを社内にばらまきます。その結果、社内の多くのパソコンがウイルスに感染してしまい、情報漏洩や経営困難な状況へと陥ってしまう可能性があります。そのため会社組織では一段と硬いセキュリティ対策対策を行うことやスパムメールへの対策としてセキュリティ知識を社員教育の一環として行う必要があります。
徹底解剖!迷惑メールの仕組みを全て知り、被害をなくす方法
https://japan.norton.com/spam-system-574
スパムメールとフィッシングメールはどこが違う?気づくための注意点は?
https://www.motex.co.jp/nomore/casestudy/6121/
「沖縄 情報セキュリティ相談センター」より一言
最近のメールは郵送業者・金融機関など文面が巧妙化していて文面だけで判断するのは難しくなっております。
社内でも研修などでセキュリティ知識を深めていく事が大切になってきますね